インド在住のまっきーです。
うちの子供達、小学3年生の長男、年中長女の2人(2019年現在)は、昨年(2018年)夏からインドにある外国資本のインターナショナルスクールに通っています。
インドに来る前は、二人とも英語をほとんど喋れず、赴任前は小学1年だった長男はやっとアルファベットを数文字書けるくらいでした。
インターナショナルスクールに通って8か月(2019年3月末現在)、小学2年の長男は片言で英語で会話し、英検5級もすんなり合格するほど英語力が向上しました。
子供達の英語力の向上を間近で見てきて、また、長男誕生から何冊も幼児英語の本を読み、英語教材を試してきた中で、実感した子供英語のおすすめ学習法をご紹介します。
- 子供の英語習得にはどうすればいいのか不安なママ・パパさん
- 子供の英語学習に取り組み始めたばかりのママ・パパさん
に参考になれば、嬉しいです。
目次
子供英語おすすめ学習法、まずは『大量インプット』
結論から言うと、子供の英語習得には、まずは大量インプットが超重要です!
英語を読むのはいきなりだとハードルが高いので、最初は、
大量に英語を聞かせること
から始めるのがおすすめです。
なぜなら、我が子二人のインターナショナルスクールでの英語の習得環境を見ていて、まさに、毎日大量インプットのみで数ヵ月過ごした結果、徐々に発話(アウトプット)が出てくるのを見ているからです。
後ほど長男のインターナショナルスクールでの英語インプットの環境と英検5級合格までの過程を、体験談としてご紹介します。
「大量」ってどのくらいの時間?
では、英語を大量にインプットの、「大量」って具体的にどのくらいの時間なのでしょうか?
日本で有名な子供英語教材の大手3社、『ディズニー英語システム』、『パルキッズ』、ベネッセの『ワールドワイドキッズ』は、それぞれ1日に下記の時間英語に触れることを推奨しています。
- ディスニー英語:1日3時間
- パルキッズ:1日90分~110分
- ワールドワイドキッズ:1日2時間半(1日の過ごし方例の中の取り組み時間)
ディズニー英語教材のワールドファミリーのHPでは、英語習得にはできるだけ長い時間英語に触れることが大切で、その時間は2000時間と言われています。
幼児期の子供は、聞こえた英語をそのままの形で自然に覚えることができると言われています。そのため、できるだけ長く英語に触れる時間を作ってあげることが大切です。英語の習得に必要とされている時間は2,000時間と言われています。1日のうち、3時間を英語のおもちゃで遊ぶ、英語のCDを聞くといった時間にすれば、約2年で2,000時間を達成可能です。毎週1~2時間、グループレッスンに参加するよりも、自宅で毎日CDのかけ流しをした方が短期間に多くの英語をインプットできるでしょう。
引用:
また、同じく『パルキッズ』も、毎日90分のかけ流しを4年間続けることで(2000時間)、小学生のうちに英検2級に合格できる英語力を自然につけられると言っています。
もちろんインプットだけではなく平行して本の音読や暗唱もやっていくのですが、まずは耳からの大量インプットから始まります。
日本で日本の学校に通いながらでも、ある程度まとまった期間(数年間)、日常的に2000時間英語に触れさせることが出来れば、英語は自然に身に付いていくのだな、と今では確信しています。
続いて、英語インプット学習を中心にしていた息子の英語学習体験談をご覧ください。
小学2年男子の英検5級合格までの学習【体験談】
小学2年生の長男は、インド赴任後1年間で英語力が急向上しました。
befor:2017年12月
リスニング力は若干ある(?)けど、挨拶はhello, sorry 知ってるくらい、ABCのアルファベットを数個書けるレベル
↓ ほぼ1年後(2018年7月からインド在住)
after: 2019年1月
英検5級を受けてリスニングほぼ満点リーディング8割で合格
長男の話からインターナショナルスクールでの授業などの様子もご紹介しながら、まずは、子供の英語習得にはインプットが重要だと思った理由をご説明していきます。
インターナショナルスクールで毎日英語の大量インプット
小学2年生の兄のクラスは、20人の生徒にアメリカ人先生2名、インド人先生1名がつきます。20人中兄を入れて日本人は4人いて、1人はペラペラ、1人は問題なく会話可能、1人は兄と同じくらいの初心者です。
毎日朝8:15~15:30までは、授業中はずっと先生や生徒の英語を聞き続けている状態で、過ごしています。
- 授業中はアメリカ人先生、外国人の生徒も英語での会話聞く(時々、日本人の英語出来る子に何やるか日本語で聞く)
- 1ページ1行の簡単な本を1日4冊読む(学校で1冊、宿題で3冊)
この学校は韓国人、日本人の英語初心者が多く、Englishの時間でも、ESL(英語初心者のための英語授業)は無く、先生にマンツーマンに近い状態で教えてもらえる時間は一人数分程度です。
ですので、インターナショナルスクールに入って約7ヵ月間ひたすらインプット。
インターに入学した当時は、「大体は何を言ってるか分かるけど、何も答えられない」と言っていた長男。
そんなリスニングとリーディングのインプット重視の学習を続けること4ヵ月ほど、ポツポツと話せるようになってきました。
あ、やっぱり最初はインプットからなのね、と思いました。
英語アウトプットは主に家で自主的にやる
学校では先生と数分話すくらい、外国人のお友達とサッカーやったり少しは会話していますが、英語でのアウトプットは少ないです。
英語アウトプットは家で少しだけやっていました。
- 1回25分 週1~3回 フィリピンオンライン英会話
- パルキッズ オンラインレッスン1日10分(時々サボる)
- インド人ドライバーと通学時に英語で会話
1ヵ月問題集1冊解いて英検5級合格
英検の試験1ヵ月前から、英検の勉強を開始しました。
- 小学生用の英検5級の問題集を1回全部解く(マークシートの練習もここで)
- 過去問を3回分解く
リスニングは分かりやすく感じて、リーディングも数個分からない表現、単語があったと言っていましたが、2019年1月の英検5級を受験して、ほぼ満点で合格しました。
大量インプットがある程度済んでいると、英検対策も簡単です。
長男の英語学習歴
長男は、インド赴任が決まる直前まで、ほぼ3年間英語に全く触れていませんでした。
インド赴任が決まった2017年の12月末の段階では、英語のアルファベットは読めるけど、単語になると読めない、書けない状態でした。
ですが、実は、2歳から5歳まで『パルキッズ』で毎日90分のインプットを(時々休みながら)続けていたからか、リスニングは最初から苦労した様子はなかったです。
保育園時代に、英語のかけ流し(インプット)
長男は2歳から、家で『パルキッズ』のかけ流しをしていました。
2歳~5歳:『パルキッズ』で1日90分インプット(インプットのみ)
5歳~7歳:3年間パルキッズストップ
小1の11月(7歳)にインド赴任決定
小1の12月(7歳)~今まで(8歳):
パルキッズかけ流し再開(インプット)
オンライン英会話(アウトプット) 25分間 週2回
小1の1月(7歳)~小2の6月(8歳):
日本人英語家庭教師(インプット+アウトプット) 60分間 週1回
長男は、インプット5年(途中休み休み)、アウトプットはインド赴任が決まってから週2~3回オンラインレッスンと家庭教師をお願いしていたくらいです。
『パルキッズ』は、1日90分~110分の英語のかけ流しと、5~10分のオンラインレッスンで簡単に取り組める家庭用英語教材です。きちんと取り組めば日本にいながら自然に使える英語が身に付くおすすめ教材です。(別記事で詳しくご紹介予定)
日本人英語教師にリスニング力を褒められる(おまけ)
2018年1月に長男の英語がヤバい!と思い、海外赴任前の英語習得に詳しい英語家庭教師の日本人の先生を週1回60分お願いして、フォニックス、読み書きを中心に学習しました。
最初から、先生の流暢な英語を理解して、1語、2語で回答していたので、先生にリスニング力はすごい!とお墨付きを頂きました。
家庭教師はインド赴任直前までの6か月間続けて、少しは読めるようになった?書けるようになった?というレベルで、インドへ向かいました。
まとめ
子供英語おすすめ学習法、英語力つけるには大量インプットが重要!というお話でした。
長男の英語学習ログのようになってしまいましたが、そんなに英語に興味が無かった小学生低学年の男子の英語習得の体験談として、参考になれば嬉しいです。
長男は大量インプットを続けているうちに、自然に片言でも会話ができ、英検5級もそこまで苦労せずにサクッと合格するレベルまで向上できました。
ぜひ、英語を大量に聞かせること、耳からのインプットから始めてみてくださいね。
※2020年1月追記
2020年1月、長男は英検4級を飛ばして英検3級を受験予定です。引き続き、小学生低学年長男と、未就学児長女の英語習得の過程を皆さんにお伝えしていきたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!