こんにちは、インド在住まっきーです。
2019年6、7月に親子留学のため、7週間フィリピンネグロス島のドゥマゲティに行ってきました。
帰りのドゥマゲティ発マニラ行きのフィリピン航空の国内線が飛ばず、もう1泊ドゥマゲティに泊まる羽目になってしまったのですーー。
- 飛行機遅延、欠航で、飛行機代やその他の諸費用を無駄にしたくないと思っている方
- フィリピン国内線から乗り継ぎで日本へ帰国する際に不安になっている方
に参考になれば嬉しいです。
私の体験を踏まえて、考えられる対策を考えてみたので、ご紹介したいと思います。
目次
フィリピン航空 飛行機遅延・欠航 対策案
対策①フィリピン国内線と日本への国際線を同じ航空会社にする
一番の対策としては、フィリピンの国内線と、日本への国際線を同じ航空会社にすることです。
同じ航空会社であれば、国内線、国際線のどちらかが遅延、欠航した場合に、今回の私のように、代替便、宿泊場所や食事も用意してくれます。
乗り継ぎ便が異なる航空会社だと、遅延、欠航しても何も補填してくれません。
2019年夏現在では、フィリピン航空、セブパシフィック航空の2社がメインです。
2018年6月〜2019年5月までのフライトの定時運航率(OTP≒遅延率)に基づく格付け、ランキング、で2社とも最下位近いです。
・フィリピン航空 2つ星の最下位
・セブパシフィック航空 最下位(1つ星)
※フライトの統計情報を提供するOAG(Official Airline Guide)より
→ランキングリンク(OAG英語サイト)
対策②マニラ経由の場合、乗り継ぎ時間を5時間以上あける
マニラ経由にする場合には、乗り継ぎ時間を5時間以上はあけてチケットを取ることをおススメします。
マニラ空港はターミナル間が離れていて、ターミナル移動をする場合には、ターミナル間のシャトルバスもありますがなかなか発車しなかったりで、移動するだけで1時間以上かかる場合も多いです。
フィリピン航空は、ターミナル間移動用の専用シャトルバスがあります。
マニラ空港で国内線を降りたら、周りにいる空港職員に乗り継ぎのチケットを見せながら、「次は国際線のフィリピン航空へ乗り換えたい」旨を伝えて、どこからバスに乗ったらいいかを確認しましょう。
2018年6月〜2019年5月までのフライトの定時運航率(OTP≒遅延率)に基づく格付け、ランキング、で
マニラニノイアキノ国際空港は最下位から2番目です。
その他セブ筆頭に他のフィリピンの国内空港もほぼランク下位の一つ星です・・・。
※フライトの統計情報を提供するOAG(Official Airline Guide)より
→ランキングリンク(OAG英語サイト)
対策③ 移動日翌日は予定を開けておく
フィリピン航空もセブパシフィック航空も遅延率、欠航率は非常に高く、マニラ空港も最悪の評価を得ている空港です。
飛行機での移動日の翌日は予定を開けておき、万一の長時間待機又は延泊に備えるしかありません・・・。
私達も、日本帰国日の翌日は何も用事が無かったので、「ラッキー無料でもう1泊ドゥマゲッティに泊まれる」とホテル着いたらすぐに、ドゥマゲッティ市内に買い物に行ったくらいです。
その他:
子供達(特に未就学児)が食べられるパン等の食事を用意しておいた方が良いです。
フィリピン国内線の空港はどこもローカル感満載の小さい空港なので、小さいお子さんが食べられる物をローカル空港では購入難しいです。
うちの年中の娘は、ドゥマゲッティ空港内の売店のものも、空港内で支給されたジョリビ―(フィリピンで大人気のファーストフード店)のお弁当もまったく食べられず、持っていたカロリーメイトとスナック菓子で済ませました。
フィリピン航空・国際線乗り過ごしの全貌【体験談】
続いて、私たちのフィリピン航空乗り過ごし、ドゥマゲッティ延泊の体験談です。
フィリピン航空のチケット変更
直接語学学校に申し込みをしたため、行き帰りのフィリピン航空の航空券を自分で手配しました。
まさか、フィリピン航空、国内線が遅延、欠航が頻繁にあるとは知らず、子供達がいるのでなるべく乗り継ぎ時間で待たないように、マニラ経由で下記のチケットを購入しました。
フィリピン航空(PR2546)
7/20ドゥマゲティ空港10:55発ーマニラ空港(ターミナル3)12:15着
フィリピン航空(PR0432)
7/20 マニラ空港(ターミナル2)14:40発ー成田空港20:10着
ところが、結局は、下記の飛行機で帰国しました。
フィリピン航空(PR2542)
7/21ドゥマゲティ空港5:25発ーマニラ空港(ターミナル3)6:45着
フィリピン航空(PR0432)
7/21 マニラ空港(ターミナル2)14:40発ー成田空港20:10着
帰国予定便(7/20)の2時間前の朝8時頃、ドゥマゲッティ空港に到着し、チェックインし搭乗を待っていましたが、結局飛行機が滑走路に現れることなく・・・。
ホテルの送迎が来てくれた昼過ぎ14時くらいまで6時間近く、空港で待つ羽目に・・・。
フィリピン航空の対応
フィリピン航空の対応は、説明が不十分(というか、私の英語力不足・・・)以外は、とりあえずOKとしておきます。
- ジェリビーランチとペットボトル一人1個づつ支給(待合室ベンチで食べる)
- 延泊分のホテル代(ロビンソンモール近くの安いホテル)
- 延泊した際の夕飯代(一人500ペソ)
- 翌日の朝食支給(ゆで卵と日持ちしそうな甘いパンとペットボトル水1本づつ)
- ホテルまでの送迎
飛行機が飛ばない理由は、私の英語力では理解できず、ただ、その日の寝床と翌日の飛行機の確保だけは強い口調で係員に交渉しました。
ただ、周囲のフィリピン人達は数時間待たされているのに、怒る人もいなくて淡々と待ち続けていて、「慣れているのかな?」と感じました。
悪名高いマニラ空港の率直な感想【体験談】
マニラ空港(マニラ―ドゥマゲッティ間)国内線
空港内のベンチの数が少なすぎて、ドゥマゲッティ行きの国内線の通路の床に乗客が大勢座っていて、日本から来るとと引くと思います。
なるべく空港内で過ごしたくないな、という印象でした。
私たちは、マニラ空港直結のホテルに前泊したので、搭乗時間の1時間半前くらいにチェックインしましたが、例のごとく、30分ほど遅延して搭乗開始になりました。
整列もせずに入り口近くに搭乗する客が殺到して、入るのに苦労しました。
子供達にも大不評の空港でした。
マニラ空港(マニラ-成田)国際線
- 思ったよりもベンチ多い。
- WiFiが有料(2000円くらいだった)
- Take awayのお店で、温かい麺類買える
国際線の印象は、国内線を先に体験しているので、国内線よりかは、ベンチがたくさんあって、お店も多いな。という印象です。
日本の駅の売店レベルのお店しかないので、シンガポールチャンギ国際空港のように何時間でも中で過ごせそう、という感じではないです。
私達は、7時間弱空港内で過ごしました。
まとめ
フィリピン旅行、親子留学に行くとなると、必ず使用しなければいけない、フィリピン国内の空港と国内線。
今のところ、親子留学でのデメリットとしては、飛行機が一番ですね・・・。
対策① フィリピン国内線と日本への国際線を同じ航空会社にする
対策② マニラ経由の場合、乗り継ぎ時間を5時間以上あける
対策③ 移動日翌日は予定を開けておく
今となっては、良い思い出になりましたが、もっと小さいお子さん連れの場合には、更に大変だと思います。
とにかくフィリピン国外へ出るまでは、フィリピン人のノンビリ感に合わせて、なるべく怒らず焦らず、のんびり行こうという気持ちで、乗り切るしかないです・・・。
今回のフィリピン親子留学は、最後まで日本では出来ない体験、経験づくしでした。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。