女性の口コミ
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パリ旅行は楽しみだけど、スリ多いって聞くから心配・・・
ぱきら
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スリの手口や場所など知っていれば怖くないですよ!

日本でも油断している時に限って、という話もききますよね。

スリの手口を知って、日本よりも少しだけ油断せずに行動すれば、問題無く楽しい滞在になりますよ。

ということで、スリ情報・パリの治安について・万が一の連絡先などなどまとめました!

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パリの治安は本当に悪い?在住者のリアルな肌感覚

パリに数年暮らしていますが、実際にスリに遭ってはいないものの、周囲の駐在員や日本人旅行者(駐在員のご家族など)の方々が実際に被害にあっていたり、未遂に終わっている話をよく聞きます。

日本と同じ行動(例えば、カフェでスマホを机に置いていたら、知らない間に無くなっていた)をしていると、遭ったという話が多いです。

家族持ちの日本人駐在員が多く住んでいる15区、16区はそこまで危険な場所はありませんが、メトロ、エッフェル塔やセーヌ川周辺の有名観光地の周辺では特に油断大敵です!

絶対に近づいてはいけない危険エリア・メトロ駅

(参照情報France Exploreなど)

🚩1. Gare du Nord(北駅)周辺

危険な理由
・ヨーロッパで最も利用者が多い鉄道駅の一つで、観光客が疲れて立ち止まることが多い場所。
・混雑を狙ったスリや財布抜き取りが頻発します。
・夜間になると治安が落ち着かない雰囲気になることも多いです。

🚩2. Gare de l’Est / Strasbourg Saint-Denis(東駅・ストラスブール・サン・ドニ)

危険な理由
・こちらも交通量が多い駅。
・付近の路地では夜間に酔っ払い、ホームレス、薬物使用の人々が目立ち、観光客が巻き込まれやすいです。

🚩 3. Stalingrad(スタリナグラード地区)

危険な理由
・10区と19区にまたがるエリアで、薬物使用者やホームレスの姿が多く、夜は特に雰囲気がよくありません。
・空港や観光地と違い、夜間に観光客が不用意に歩くと問題が起きやすいです。(France Explore)

🚩 4. Barbès-Rochechouart / Château Rouge(バルベ・ロシュシュアール / シャトー・ルージュ)

危険な理由
・路上の露店や観光客向けではない市場があり、混雑した路地でスリが頻出。
・売人や路上商売の人が多く、物乞いや小さなトラブルが起こりやすいとされます。

🚩 5. Porte de la Chapelle / Porte de Clignancourt(ポルト・ラ・シャペル / ポルト・ド・クリニャンクール)

危険な理由
・パリ北部にある交通・市場系の駅や町。治安が安定しておらず、夜間の歩行はおすすめできません。
・薬物使用者やホームレスが多い区域として現地ガイドや旅行者から報告があります。(France Explore)

🚩 6. Pigalle / Boulevard de Clichy(ピガール / クリシー大通り)

危険な理由
・ナイトライフと大人向けショー(ムーラン・ルージュ等)で夜遅くまで人がいる一方、路地裏でスリや客引きが目立ちます。
・混雑と観光客の多さが逆に犯罪の対象になりやすいです。(France Explore)

🚩 7. 北部 19区 / 20区(特に駅周辺)

危険な理由
・Belleville や Ménilmontant にも活気がありますが、観光客が多くない区域の一部は夜間に不安を感じることがあります。
・治安はエリア内でも差が大きく、初めて行く場合は注意が必要です。(France Explore)

 観光地、観光客が多い場所

観光名所でも狙われやすい場所があります:

・エッフェル塔周辺
・モンマルトル(特にサクレ・クール周辺)
・シャンゼリゼ大通り
・主要なメトロ(1号線、9号線)
これらはスリや荷物狙いの詐欺が多いと公式ガイドにも挙げられています。(city-paris.fr)

なぜこれらのエリアが危険なのか(背景)

スリや軽犯罪が起きやすい理由

  • 人通りの多さ:混雑はスリの隠れやすさにつながる。
  • 交通ハブ:駅は多くの旅行者を引き寄せ、注意が散漫になりやすい。
  • 社会経済的な背景:一部地域では失業率やホームレス率が高く、薬物関連の問題も報告されています。

知っておけば回避できる!パリの定番スリ手口3選

地下鉄の駆け込み乗車スリ

ドアが閉まる瞬間に荷物をひったくる手口。

署名活動(アンケート)詐欺

「Do you speak English?」と近寄ってくる若い女性グループの手口。

ミサンガ売り・指輪拾い詐欺

サクレ・クール寺院などで腕に無理やり巻いてくる手口。

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 安全に過ごすためのポイント、パリで安全に宿泊できるエリア

安全に過ごすための簡単なポイント

  • 貴重品はバッグの前側ポケットに入れる
  • 混雑した駅や観光地ではバッグを体の前に
  • 夜間は明るい大通りを歩く
  • 一人で人気のない道を歩かない
  • ファスナー付きのバッグを前抱えにする。
  • スマホにはストラップをつける。

パリで安全に宿泊できるエリア

パリで安全に宿泊できるおすすめのエリアを、治安や雰囲気を含めてまとめました。

観光や初めてのパリ滞在でも安心できる場所です。信頼できる現地情報・旅行ガイドをもとにしています。

1. ル・マレ地区(3区・4区)

歴史的な建物とおしゃれな通りが魅力。観光客が多く、夜でも人通りがあるため安心感が高いです。レストランやショップも豊富。

 2. サン=ジェルマン・デ・プレ(6区)

文学カフェやアートギャラリーが点在する、上品で落ち着いたエリア。

警察の巡回も多く、女性や家族連れにも人気です。

 3. ラテン地区(5区)

ソルボンヌ大学周辺で活気があります。

夜でも学生や観光客で賑わいがあり、比較的安全、観光名所へのアクセスも良好!

4. 7区(エッフェル塔周辺)

大使館や政府施設もあり、比較的警備がしっかりしています。

観光の中心でありながら落ち着いた滞在が可能。

5. シャンゼリゼ〜8区周辺

ブランドショップやカフェが多い観光エリア。人通りが絶えないため、日中は治安が安定しています。夜は静かな大通りを選べば安心です。

6. 1区(ルーヴル周辺)

観光名所の中心で、ホテルや交通アクセスも充実。人通りが多く夜でも比較的安全なエリアです。

 7. 15区(ヴォージャルダン〜グルネル)

観光中心から少し外れますが、落ち着いた住宅街で静か。家族旅行にも向いています。

8.16区(パッシー〜トロカデロ)

高級住宅街で治安が良いと評判。エッフェル塔にも歩ける範囲で、安心感のある滞在が可能です。

 パリ全体の安全感(補足)

パリは基本的に大都市としてのスリなどの軽犯罪はありますが、多くの観光客が訪れる中心エリアは 、人通りが多く比較的安全です。

日中はどの中心部エリアも安心して散策できます。

ただし、夜間や人通りが少ない道は避ける、荷物に注意する、といった基本的な安全対策はどこでも必要です。

<安全な宿泊選びのコツ>

  • 主要観光エリア(1〜8区、5〜7区中心)を選ぶ
    人が多く、夜遅くまで活動があるため安心
  • 地下鉄駅から徒歩5分以内のホテル
    夜遅くなってもアクセスが良く、孤立しにくい
  • 口コミやセキュリティ設備のあるホテル
    建物やフロントの安全対策もしっかり確認すると安心

もし被害に遭ってしまったら?緊急連絡先まとめ

以下は もしパリで被害に遭ってしまった場合に、必要な「緊急連絡先」「手続きの流れ」「日本大使館の連絡先」「カード会社への対応手順」まとめです。

1) 緊急連絡先(パリ/フランス共通)

  •  緊急時(命や安全が危険な場合)
    112 — ヨーロッパ共通緊急番号(警察・救急・消防につながる)
  • 警察(犯罪に遭った/被害届を出す場合)
    17 — フランス警察の緊急通報番号(治安・犯罪対応)
  • その他
    15 — 医療緊急(救急車)
    18 — 消防・救助(火事など)

2) 警察への届け出(ポリスレポート)の必要性

盗難や被害に遭った場合は、必ず最寄りの警察署へ行って被害届を出してください。
警察署で受け取る「被害届受理証明書(ポリスレポート)」は次のような場面で必要になります。

  • 海外旅行保険の請求
  • パスポート再発給や渡航書申請の際
  • カード不正利用の証明(場合によって)

※ 現地警察が被害品を見つけて返却してくれる可能性は低いですが、書類としての証明が重要です。(参照:在フランス日本国大使館HP)

<手続きのポイント>

  •  現場の状況(いつ・どこで・何が・どのように)をできるだけ詳しく説明します。
  •  盗難・紛失の内容、被害品の名称や金額をできるだけ正確に伝えましょう。
  •  警察の受付時間や署の住所は観光地・所在地ごとに異なります。

 3) 在フランス日本国大使館(パリ)の連絡先

万が一パスポートを盗まれたり、大きなトラブルに遭った時は、日本国大使館にも必ず連絡してください。

大使館は現地の手続き(ポリスレポート取得の方法案内やパスポート再発給の手続き等)についてサポートしてくれます。

📍 在フランス日本国大使館(パリ)

  •  住所:7, avenue Hoche, 75008 Paris
  •  電話:+33-1-48-88-62-00
  •  メール(領事)[consul@ps.mofa.go.jp

※ 領事窓口は平日の日中のみ対応の場合がありますので、緊急・夜間は電話をしてみてください(参照:在フランス日本国大使館HP)

大使館に相談できること

  •  パスポート再発行(盗難・紛失時)手続き案内
  •  パスポートがない場合の帰国手続き(渡航書など)についての案内
  •  現地の警察署とのやり取り方法のアドバイス

 4) カード会社への連絡手順

盗難・紛失に気付いたら まず最優先でカード会社へ連絡してカードを停止してください。
停止が遅れると、不正利用されるリスクが高まります。

カード停止の手順(海外共通)
  1. カード契約会社の海外用緊急連絡番号に電話
    → 多くのカード会社は24時間対応の緊急デスクがあります。
    → 旅前に番号をメモしておくとスムーズです。
  2. カード番号が手元になくても、名前・生年月日・住所で停止できます
  3. 不正利用がないか確認するよう依頼
    → 盗難時は後で請求が来ないよう「不正利用調査」を依頼します。
  4.  新しいカードの**再発行・緊急カード発行
    → カード会社によっては国外でも緊急用カードの郵送や受け取りが可能です(会社による)。

 旅の準備として

  • カード番号の下4桁と緊急連絡先番号を別メモに残す
  • 海外向けの24時間サポート番号を控える

 パスポートを盗まれた場合の流れ

  1. 警察署でポリスレポートを発行(必須)(参照:在フランス日本国大使館HP)
  2. 日本大使館へ連絡・訪問
    → パスポート再発給や渡航書の申請手続きを行います。
  3.  必要書類を準備して申請(写真、身分情報など)
  4. 帰国のための渡航書**を受け取り出発

※ パスポート被害届がないと再発給や保険請求が難しくなることがあります。

まとめ:まずやるべき4つ

  1. 安全な場所に移動
  2. 警察(17/112)へ通報・被害届を出す
  3. カード会社へ連絡・カード停止手続き
  4. 日本大使館に連絡し、必要なサポートを受ける

まとめ:正しく怖がって楽しいパリ滞在を

警戒しすぎて楽しめないのはもったいないです。

準備さえしていれば、パリは最高の街ですよー!

https://maki55.com/pari-life-kanzen/